【南相馬市】「定期予防接種」のお知らせ

お母さんから赤ちゃんにプレゼントした病気に対する免疫(抵抗力)は、生後3ヶ月から8ヶ月までに自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎますと、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要がでてきます。接種時期をご確認のうえ、予防接種を受けましょう!

予防接種を受ける時には

  • 『予防接種と子どもの健康』などのパンフレットをよく読んで、必要性や副反応について理解をしておきましょう。
  • 予防接種はお子さんの体調の良いときに接種しましょう。

詳細はこちらから→予防接種を受けるときのポイント(PDF 130KB)

接種後の注意
急な副反応が起こることがあるため、予防接種を受けたあと30分間は、接種場所でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。

異なった種類のワクチン接種間隔について

  • 違う種類の予防接種を受ける時は、接種の間隔に注意しましょう。
  • 同じワクチンを何回か接種するときは、それぞれ定められた接種間隔がありますので注意してください。

接種方法:個別接種

市内及び県内の医療機関で接種される方は

場所:市指定の医療機関及び県内指定の医療機関で受けてください。 

(1)接種される際は

各医療機関に事前にご予約の上、接種してください。
診療時間等 詳しくは各医療機関に確認してください。

(2)持ち物

母子健康手帳、保険証等
*母子健康手帳には、接種したワクチンの種類と接種年月日や製造番号等、予防接種の大切な記録を記入します。予防接種を受ける際は、必ず持参して下さい。

(3)予診票について

市内の医療機関で接種される場合は、接種する医療機関にあります。
市外の医療機関で接種される場合は、南相馬市の予診票が必要な場合がありますので、県内の実施医療機関へご確認ください。

(4)接種費用

無料(接種当日、南相馬市に住民登録(住民票)がある方)

県外に避難されている方は

避難先の市町村で接種を受けることができますので、接種日現在、避難されています、避難先の市町村にお問合わせください。

副反応等について

副反応の主なものは、軽微な発熱、発疹および局所の発赤、腫脹などです。通常は、数日で自然に治りますが、ごくまれに重い副反応を生じることもあります。
また、ワクチン接種後に帯状疱疹が生じることがありますが、発生率は予防接種をしないで罹患した場合に比べて同等ないしは低率とされています。
予防接種後に高熱や異常な反応が現れた場合は、速やかに接種した医療機関を受診してください。医師が副反応の診断をした場合は、厚生労働省に報告をします。

健康被害等への対応

定期の予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じたりした場合には、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものと認定された場合には、予防接種法に基づく給付(救済措置)を受けることができます。また、医薬品の副作用による健康被害については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が実施する医薬品副作用被害救済制度があります。気になる症状が発生した場合には、医師または健康づくり課(原町保健センター)にご相談ください。

その他

保護者の方は、接種を受ける前に医師から、ワクチン接種の必要性や副反応、健康被害救済制度について説明を受け、その内容をよく理解したうえで接種を受けさせるようにしてください。

予防接種の種類と接種時期と回数

BCG

対象者 回数 間隔
生後1歳未満 標準的な接種期間は生後5か月から生後8ヶ月未満 1回

四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)

対象者 回数 間隔
第1期 初回 生後3か月から7歳6か月未満 3回 20日から56日までの間隔をおくことが望ましいです
第1期 追加 生後3か月から7歳6か月未満 1回

三種混合もしくは、不活化ポリオを単独で接種されていない方は、接種を受けることができます。

急性灰白髄炎(不活化ポリオ)

対象者 回数 間隔
第1期 初回 生後3か月から7歳6か月未満 3回 20日から56日までの間隔をおくことが望ましいです
第1期 追加 生後3か月から7歳6か月未満 1回 1期初回終了後6月以上おいて1回(12か月から18か月の間隔をおくことが望ましいです)

経口生ポリオを1回接種された方は、不活化ポリオワクチンをさらに初回接種として2回、追加接種として1回、合計3回の接種となります。

三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)

対象者 回数 間隔
1期 初回 生後3か月から7歳6か月未満 3回 3~8週
1期 追加 初回接種3回終了後から7歳6か月未満 1回 1期初回終了後おおむね1年おく

平成24年から、三種混合ワクチンに「不活化ポリオワクチン」を加えた「四種混合ワクチン」導入されたことから、今後、三種混合ワクチンは製造されないことになりました。三種混合予防接種がまだ済んでいない方は、接種スケジュ-ルを確認し、早めに済ませましょう。

二種混合(ジフテリア・破傷風)

対象者 回数 間隔
2期 11歳、12歳 1回

麻しん・風しん

対象者 回数 間隔
1期 1歳から2歳未満 1回
2期 5~7歳未満で小学校就学前の1年間(幼稚園、保育所年長児) 1回

日本脳炎

対象者 回数 間隔
1期 初回 生後6か月から7歳6か月未満 2回 1~4週間
1期 追加 初回終了後から7歳6か月未満 1回 1期初回終了後6月以上おいて1回(標準的な接種間隔:初回終了後おおむね1年)
2期 9歳以上13歳未満 1回

平成7年4月2日から平成19年4月1日に生まれた方は、日本脳炎の予防接種が不十分になっています。

平成7年4月2日~平成19年4月1日お生まれの方で、日本脳炎の予防接種が不十分になっている方は、不足分の接種を受けることができます。母子健康手帳をご確認ください。

厚生労働省ホ-ムペ-ジ

ヒブ感染症(インフルエンザ菌b型)

対象者 回数 間隔
接種開始年齢 生後2か月から7か月未満 4回 1~3回目は27日以上(標準的には、27日~56日の間)の間隔、追加接種の4回目は、3回接種終了後7~13か月の間に接種
※3回目の接種は12か月未満まで完了とする。それを超えた場合は接種出来ません。(追加接種は可能)
生後7か月から12か月未満 3回 1~2回目は27日以上(標準的には、27日~56日の間)の間隔、追加接種の3回目は、2回接種終了後7~13ヶ月の間に接種
※2回目の接種は12か月未満まで完了とする。それを超えた場合は接種出来ません。(追加接種は可能)
1歳から5歳未満 1回

小児肺炎球菌感染症


対象者 回数 間隔
接種開始年齢 生後2か月から7か月未満 4回 1~3回目は27日以上の間隔、追加接種の4回目は、3回目接種終了後60日以上の間隔をおき、かつ生後12か月以降に接種
※生後12か月を超えて2回目の接種を行った時は、3回目の接種は出来ません。(追加接種は可能)
※3回目の接種は24か月未満(標準的には12か月未満)までに完了とする
生後7か月から12か月未満 3回 1~2回目は27日以上の間隔、追加接種の3回目は2回目接種終了後の60日以上の間隔をおき、かつ生後12か月以降に接種
※2回目の接種は24か月未満(標準的には13か月未満)までに完了とする
1歳から2歳未満 2回 60日以上
2歳から5歳未満 1回

子宮頸がん予防(ヒトパピローマウイルス感染症)

対象者 回数 間隔
2価ワクチン(サーバリックス)
小学校6年生~高校1年生相当年齢の女子
3回 1回目終了後から、1か月後に2回目を接種し、1回目終了後から、6か月後に3回目を接種
4価ワクチン(ガーダシル)
小学校6年生~高校1年生相当年齢の女子
3回 1回目終了後から、 2か月後に2回目を接種し、1回目終了後から、6か月後に3回目を接種

平成25年6月14日から、積極的にはお勧めしないことになりましたが、定期接種を中止するものではありませんが、子宮頸がん予防ワクチンの接種を希望する場合は、ワクチンの有効性及び安全性等について、十分理解した上で受ける必要があります。

子宮頸がん予防ワクチンの接種を受ける皆様へ(厚生労働省リ-フレット)
厚生労働省ホームページ

水痘(水ぼうそう)*平成26年10月1日より

対象者 回数 間隔
1歳から3歳未満 2回 3か月以上の間隔
【標準的な接種開始年齢】
初回接種:1歳から1歳3か月未満
追加接種:初回接種終了後6か月から12か月未満の間
【経過措置対象者】
3歳から5歳未満
1回 平成26年度限り
接種期間 平成26年10月1日から平成27年3月31日まで

平成26年10月1日より定期予防接種になりました。

詳細はこちらをご覧ください(55KB docx)

お問い合わせ

南相馬市 健康福祉部 健康づくり課
健康企画係/健康推進係/母子保健係
〒975-0011 福島県南相馬市原町区小川町322-1(原町保健センター)
電話:0244-24-5336、0244-23-3680
FAX:0244-23-4525
e-mail:kenkodukuri@city.minamisoma.lg.jp

放射線健康調査係
〒979-2334 福島県南相馬市鹿島区西町三丁目2(鹿島保健センター)
電話:0244-46-1451
FAX:0244-67-2626
e-mail:hoshasen@city.minamisoma.lg.jp


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