米は、日本人の主食であり、誰もが日常的に口にするものです。
また、本県の農産物のうち、米は最も生産額が多く、農家経営の柱です。
米を安定して生産していくことは、本県の農業の再生にとって非常に大きな意味を持っています。
平成24年4月から、食品に含まれる放射性セシウムの基準値が100Bq/kgに引き下げられました。
この基準値を超える米を絶対に出荷しない万全の体制が求められています。
そのため、福島県では米を作付する前に、「除染」や「放射性セシウムの吸収抑制対策」(米に放射性セシウムが吸収されにくくする対策)に取組み、更に、収穫した米の「全量全袋検査」を実施し、安全性を確認した米袋のみを出荷する態勢を整えました。
24年産米の全量全袋検査結果
平成24年産の福島県米については、販売する米だけでなく、生産者が自宅で食べる米や親戚等に譲渡する米も含め、すべての玄米について全量全袋検査を実施しました。
その結果、基準値100Bq/kgを超過したのは、全体のわずか0.0007%で、99.9993%は安全基準値以内となりました。
検査方法はこちら。
地 域:福島県全域
期 間:2012年8月25日~2013年4月6日
検査点数:10,292,064点
基準値100Bq/kg超過点数:71点 (平成25年4月9日時点)
(参考)ふくしまの恵み安全対策協議会放射性物質検査情報
(https://fukumegu.org/ok/kome/)
お問い合わせ先
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