【浪江町】2作目の絵本出版

福島民友新聞社からの情報です。
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東京電力福島第一原発事故で大阪府に避難した浪江町の志賀伸子さんは、9月15日に文芸社より2作目となる絵本「カミナリおじさん」を出版しました。
 


 

 
志賀さんは中学校の国語教諭として、浪江町の浪江中学校や双葉町の双葉中学校などに勤務していました。浪江町で退職後の生活を楽しむはずが、原発事故で福島第一原発から7キロの自宅から避難を余儀なくされ、長女の住む大阪府に居を移した。
東日本大震災や原発事故で、動物も犠牲になったことを広く伝えようと、犬の目線から見た震災や避難生活を描いた1作目「長いおるすばん」を同社から出版した。
終戦後の時代を舞台にした今作品は、紙芝居の「おじさん」と少年2人の友情を軸に心温まる物語を描いた。志賀さんは「貧しい時代に互いにいたわりあって生活していた人の温かさを伝えたい」と話している。
 
絵本は全国の書店などで扱っています。料金は税抜き千円。

問合せ先

文芸社:03-5369-3060


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