鶴岡市避難者支援だよりNo.208が発行されました

この時期よく耳にする名曲「雪の降るまちを」は、鶴岡の雪景色や旅の思い出をメロディーにしたものといわれています。今回は、この曲にちなんで開催される「鶴岡冬まつり」をご紹介します。

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「雪の降るまちを」鶴岡冬まつり

昭和27年は大雪の年で、夜遅く鶴岡駅に着いた作曲家、故・中田喜直氏(平成12年5月没)は、出迎えの地元音楽愛好家 菅原喜兵衛氏の馬そりに乗り、彼の家(斎地区)へ向かいました。
その夜は珍しく風もなく、雲の合い間で上弦の月が輝き、遠くは月山、近くは金峯や母狩の雪に包まれた山並みが見え、雪の影があざやかな晩だったそうです。月の光の中から舞い落ちてくる雪の花びらは温かい頬に触れては消え┉┉。
この雪国の情景をゆたかに歌い上げた名曲「雪の降る町を」は、鶴岡が発想の地。故・中田喜直氏が鶴岡で過ごした雪の一夜を、曲想のイメージに決定づけたと言われています。
鶴岡市ではこの曲にちなみ毎年「鶴岡冬まつり」として様々な催しを開催しています。寒さに負けず、冬を楽しみ、冬を味わい、冬を奏でましょう。

12月18日(金)~2月27日(土):ライトアップ

鶴岡公園内にある「大宝館」、致道博物館内にある「旧西田川郡役所」がライトアップされます。
鶴岡公園疎林広場には、雪の結晶をイメージした強化ガラス製の記念モニュメントが設置されており、近づくと「雪の降る町を」のメロディーが流れます。また、鶴岡駅ロータリーにも記念碑があります。

  • 点灯時間 16:30~22:00
  • 12月31日~1月1日はオールナイトとなります。(16:30~7:00)

1月17日(日):日本海寒鱈まつり

鶴岡を代表する冬の味覚「寒鱈汁(どんがら汁)」を、思う存分味わうことができます。

  • 会場
    鶴岡銀座商店街特設会場
  • 時間
    10:30~15:00
  • お問い合せ先
    鶴岡銀座商店街振興組合事務局 (TEL:0235-22-2202)

1月31日(日):鶴岡音楽祭

地元音楽団体のほか多彩なゲストをお招きし、迫力ある歌声が会場に響きわたります。

  • 会場
    鶴岡市中央公民館
  • 開場 13:00、開演 13:30
  • 入場料
    大人 2,000円
  • お問い合せ先
    鶴岡市観光物産課 (TEL:0235-25-2111)

2月13日(土):大山新酒・酒蔵まつり

酒造りのまち大山でつくられた蔵出しの新酒が堪能できます。人気の酒蔵めぐりや新酒を楽しむ会等が行われます。

  • 会場
    各酒蔵、大山コミュニティセンターほか
  • お問い合せ先
    新酒、酒蔵まつり実行委員会 (TEL:0235-33-2117)

2月27日(土):金峯山雪灯篭祭

金峯山の山開きに合わせ行なわれるお祭りで、約150基の雪灯篭に灯りが灯ります。

  • 会場
    金峯山中の宮
  • 時間 18:00
  • お問い合せ先
    金峯神社 (TEL:0235-23-7863)

その他No.208の内容

12・1月のイベントカレンダー


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