進捗状況の概要
(旧警戒区域内)
- 除染や災害廃棄物処理については、国においてそれぞれの仮置場設置が計画どおり進んでおらず、遅れている。道路、水道、下水道などの生活インフラについては、平成24年度中に応急復旧を終える予定で、概ね計画通りに進捗している。小中学校や生涯学習施設、スポーツ施設は平成25年8月末を目途に復旧工事が完了する予定。
(旧警戒区域外)
- 除染については、山際で仮置き場の同意を得た5行政区から除染が開始されており、馬場、大谷地区で仮置場の候補地が決まり、上栃窪についても候補地の協議を進めている。平成25年1月29日に除染実施計画(第2版)を策定し、スケジュールの見直しを行っている。市民への計画内容の見直しについての周知は、2月15日号の広報みなみそうまの配布に併せパンフレットを同封した。水道、下水道については、本復旧を終え、道路は被災道路122路線のうち73路線が本復旧を完了した。また、防災集団移転事業は、希望住宅団地ごとにワークショップを開催し、早い地区で平成25年7月頃から順次分譲が開始できるよう進め、災害公営住宅は、地震により家屋が半壊以上の被害を受けた世帯に対し入居希望のアンケートを送付し集計中。また、津波被災者に対して、再度、電話による確認作業を実施するなどし、全体の必要な戸数と敷地面積を把握するとともに、1月24,25,26日の3日間で入居希望者への配置案、家賃の概要等について説明会を開催した(199世帯参加)。早いところで平成25年9月から供用開始ができるよう推進している。生活インフラは概ね計画通りに進捗しているが、ほ場整備に関連する事業については、事業同意の関係から遅れている。
各事業の進捗状況については南相馬市のサイトをご覧ください。