食品中の放射性セシウムから受ける放射線量の調査結果(27年9~10月調査)

放射線量は現行規制の上限線量1ミリシーベルト/年の1%以下

厚生労働省は、国立医薬品食品衛生研究所に委託して、平成27年9月から10月に、全国15地域で、実際に流通する食品を購入し、食品中の放射性セシウムから受ける年間放射線量を推定しました。
調査の結果、食品中の放射性セシウムから、人が1年間に受ける放射線量は、0.0006~0.0015ミリシーベルト/年と推定され、これは現行基準値の設定根拠である年間上限線量1ミリシーベルト/年の1%以下であり、極めて小さいことが確かめられました。
厚生労働省では、今後も継続的に同様の調査を行い、食品の安全性の検証に努めていきます。

参考:東京電力福島第一原発の事故に由来して、食品中の放射性物質から長期的に受ける線量の大半は、放射性セシウムによるものとされています。

■資料:食品中の放射性セシウムから受ける放射線量の調査結果(PDF 132KB)


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