風しんについて(厚生労働省より)

風しん抗体検査助成事業について

現在、多くの自治体では先天性風しん症候群の予防のために、主として妊娠を希望する女性を対象に、風しんの抗体検査(免疫の状態を調べるための血液検査)を無料で実施しています(平成27年3月末まで)。
特に、これから妊娠を希望する女性の方で、予防接種を受けているか不明な方、風しんにかかったことが確実でない方は、ぜひこの機会に風しんの抗体検査をご検討ください。
また、抗体検査の結果に応じて、医師と相談の上、風しんワクチン(風しん単独または風しん麻しん混合ワクチン)の接種をご検討ください。
※風しんの抗体検査の実施状況については、自治体によって異なりますので、抗体検査を希望される方はお住まいの地域の保健所までご相談ください。
住まいの地域の保健所の連絡先はこちらから検索できます。
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風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守れます(PDF 952KB)

風しんの流行に引き続き注意が必要です。

平成25年には累計14,357例の報告があり、風しんが全数報告疾患となった平成20年以降(平成20年~平成25年)では最も多い報告数となりました。平成26年の一週間あたりの報告数は平成24年以前の水準に落ち着いていますが、流行のピークを認めやすい春先に向けて、風しんの流行に引き続き注意が必要です。
平成25年の報告によると、首都圏や近畿地方での報告が多く、患者の7割以上は男性で、うち20代~40代が約8割を占めました。
平成24年度の国の調査では、20~40代の男性の16%(20代 10%、30代 21%、40代 16%)が風しんへの抗体を持っていませんでした。
一方、20~40代の女性の4%が風しんへの抗体を持っておらず、10%では感染予防には不十分である低い抗体価でした。
抗体を持たない又は低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害(先天性風しん症候群)が起こる可能性があります。
平成24年からの流行の影響で、平成24年10月から平成26年2月23日までに、42人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。また、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんを発症しないように予防に努めて下さい。

具体的には

<風しんの定期接種対象者は、予防接種を受けましょう。>
【風しんの定期予防接種対象者】
1歳児及び、小学校入学前1年間の幼児は、多くの市区町村において、無料で受けられます。

また、妊婦を守る観点から、
特に、
 (1) 妊婦*の夫、子ども及びその他の同居家族などの、妊婦の周囲の方
 (2) 10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
 (3) 産褥早期の女性
のうち、抗体価が十分であると確認できた方以外の方は任意での予防接種を受けることをご検討ください。

*先天性風疹症候群のリスクは妊娠初期で高く、抗体が不十分な方に生じるため、優先接種者の中でも妊娠を希望する女性で抗体価が不十分な方や、妊娠初期の方の周囲の方が、より優先度が高いと考えられます。

任意の接種ワクチン・優先接種者について

風しんの抗体価が低い人は、麻しんの抗体価も比較的低い傾向が見られることから、風しんの予防接種を受けられる場合は、麻しん対策の観点も考慮し、麻しん風しん混合ワクチン(以下、MRワクチン)を接種されることをお勧めしています。

(A). 風しん単独ワクチンの供給実績
平成22年度:約7万本
平成23年度:約7.5万本
平成24年度:約15万本

(B). 過去の風しん単独ワクチン及びMRワクチンの推定任意接種回数*
平成21年度:約27万回接種分
平成22年度:約33万回接種分
平成23年度:約26万回接種分
平成24年度:約47万回接種分

*定期接種実施者数・製造販売業者の出荷実績から推計(平成24年度についてはワクチン在庫数に基づき補正)

(C). 平成25年度の供給見込み(2月28日時点:順次出荷するため、月毎の出荷量には限りあり)
風しん単独ワクチン:約33.9万本(年度当初より約6万本追加)
MR混合ワクチン:約416万本(うち、定期接種として約210万本の使用を想定。年度当初より約53万本追加)

(D).風しんワクチン(風しん単独及びMR)の在庫数*(2月28日時点):約190万本
*製造販売業者、販売業者、卸売販売業者の在庫数(医療機関の在庫を含まず)

発生状況等

詳細については厚生労働省のホームページをご覧ください。


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