福玉便り~今年も一緒に 1月号~(通巻 第20号)

新年あけましておめでとうございます。
2014年1月1日は「東日本大震災」から1028日。「埼玉県での三度目のお正月」を迎えた皆様に『福玉便り』編集部から、ご挨拶を申し上げます。
埼玉県内では、福島県から避難された方をはじめ、岩手県や宮城県から避難されている方を含めて、6000人以上が生活されています。2011年3月鴻巣市に避難し元気に走り回るA莉ちゃんはまだおむつをしていました。小学生だった○○君も中学生に、中学生だったKさんは高校生になりました。
『福玉便り』では、12月9日に「トークセッション」を開催し、「この1年で変わったこと」そして「自立・生活再建に向けて、今、何が必要なのか」について議論していただきました(3月に発行予定の「特別号」で報告させていただきます)。
「いつまでも避難者と言われたくない」という意見に代表されるように、「私の生活」を取り戻すために、「次の第一歩」を踏み出す方が増えてきています。埼玉県内で住宅を購入された方もいらっしゃいます。一方で、親族や知人を亡くされた方、あるいは家や仕事を失った方など、「心の痛み」を抱え、異郷の地で生活を受け入れきれず、動けないという方もまだまだたくさんいらっしゃいます。
1028日という「時間」の経過は、「6000人の震災避難者」を「避難先で生活する一人ひとり×6000人」へと変えつつあると思います。
12月19日、全国でただ一つ残っていた一次避難所=「旧騎西高校」が「閉所」されることが報道されました。「衣食や食料」を提供することを中心とした支援から、「家族の団らんやつながり」を取り戻すために必要なこと、すなわち、①安心して暮らせる住居の確保、②生計を維持するための「仕事(就労)」、③生活再建・安定のための「教育」や「医療(健康)・介護」、➃「高齢の夫婦、一人暮らし」の方の見守りなどの「支援」が求められているのではないかと考えています。
1000日経っても、「地震発生時の家族との再会までの不安」や「数日から数週間に渡る避難の道程や避難所での生活」を背負って生きていること、将来の不安と向き合わなればならないこと、これは決して忘れてはならないと思います。
埼玉県県内で生活する双葉町民は約900人、浪江町770人、富岡町570人、南相馬市やいわき市などからの避難されている方も1000人を超えていると思います。されに「自主避難」といわれる多くの家族や母子もそれぞれ頑張って生活していらっしゃいます。
さいたま市や加須市ではそれぞれ800人以上の福島県民が生活しています。埼玉県に災害復興公営住宅を建設しようという運動も始まっています。福島県民のための福島県民による(埼玉県での)新たなコミュニティの形成、見守りや寄り添いが必要です。
2014年、『福玉便り』は皆さんの〈想い〉や〈声〉をしっかり伝えたいと思います。

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福玉便り~今年も一緒に 1月号~ダウンロード(PDF 5.57MB)

20号トピック

  • 「1000日、お互い頑張ってきたよね」鴻巣”想い”クリスマス会報告
  • 福玉便りが出来るまで
  • 福玉便りのお届け作業を一緒にやってくださる方、大募集
  • 1月・2月カレンダー
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